body, a { font-family: "メイリオ", Meiryo, sans-serif; } 小さいなりに海水水槽 : ツール、機材

小さいなりに海水水槽

底面&外部フィルターでいろいろやってみるマリンアクアリウム

ツール、機材

Zeni-Naiyoに影響を受けてみた(3)底面フィルター間欠運転でも十分

底面の間欠運転いいよ、どんどん硝酸塩が減る。
NO3-PO4-Xも前は0.2mlを一日2回(合計0.4ml/30L・1日)
入れて硝酸塩1-2ppmほどで、0に近づかれるには一日に
合計1ml以上は入れなくてはいけなかった。
でも底面間欠運転を本格的に始めてからは
一日0.2mlにしても硝酸塩が検出されない。
(怖くて0には出来ないのだけど、さすがに炭素源足りないよね。)
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本格的な間欠運転と書いたけどいくつか水槽の変化もあった。
まず、どうしても底砂を巻き上げ、クマノミの白点を起こしてしまう、
オトメハゼを水槽から釣り上げてどかした。
(オトメハゼ、最初は丁度良かったんだけどうちの30cmには大きくなりすぎた。)

そしてこれは予想外だったんだけど底面回してたポンプが壊れた。
これは僕のせいもあるかも知れなくて、12Wのポンプに12V-1Aの
ACアダプターで動かしてたんだけど、ある日触ったら、
ACアダプターが熱くなっててそれから3~4日したら、ポンプが止っちゃった。
そこで新しいポンプを注文し、その間はコーナーパワーフィルターの
ポンプで動かしてた。そしてポンプが届いたら、今度は
ちゃんと余裕のある12V、2AのACアダプターを使った。
でもなぜか、前と同じポンプ使ったのにやたら、水流が強い。
(これ、前は電流足りなかったよね・・・。)
でも、水流が強すぎる。これ微妙に還元脱窒してた所まで
水流入り込んでいるほどだ。


そこでこれをきっかけに完全に、なんちゃってZeni-Naiyoにしようと思った。
どういう風にしたら良いか、考えたんだけど、
まず、水流はがっつり強い、
うちのタイマーがダイヤル式でなく、マイコン式で3時間おき一日8回の
ON、OFFは設定できない、でもON,OFFが15分ごとでもない。
ということでとりあえず、試しで4時間ごとの底面水流ONで
一回のONは10分にしてみた。

すると、大成功1~2ppmあった硝酸塩はさっくりと検出されなくなった。
さらにNO3,PO4-Xも0.2ml/30L・1日で済むようになった。
しかし、硝酸塩0を続けていたら、ブレインコーラルの"アンジー"が
いじけてその名前の由来のプックプクさがなくなって、激やせアンジーになった。
プックプク・アンジー
激ヤセ・アンジー
ただ、2日ほど様子を見ていると、適応できたのか、
またプックプクアンジーになった。これで行けるかな。

2016-07-23-13-10-04

 

生体は
ホワイトチップアネモネフィッシュ 1匹
カクレクマノミ 1匹
イエローコリス 1匹
パープルクィーンアンティアス 1匹
スポッテッドマンダリン 1匹
スマイリーブレニー 1匹

無脊椎
ホワイトソックス 1匹
イソギンチャクモエビ 4匹
マガキガイ 1匹
もぐる貝 3匹
コシダカガイ 3匹

餌は一日一回冷凍ブラインシュリンプ ミニキューブ、一回メガバイト耳かき2杯。

30cmとしては過密だし、餌も多すぎなんじゃないかな。
良く回っていると思う。

オトメハゼ、暴走→確保。

うちの水槽の底砂が立ち上げて2週間で真っ茶色になったのを
助けてくれたのはオトメハゼだった。いれて2日で表面はきれいな白になった。

最初のオトメハゼ5cmはヒーターが暴走し、沸騰したときに
落ちてしまった。底砂がすぐに汚れ出すことはなかったんだけど、
心配だったから、Naturalさんにいた少し大きめの6cmくらいのが
見つかり、すぐに入れた。

image
 

おかげで底砂はきれいなままなんだけど、
この前のなんちゃってZeni-Naiyoからちょっと問題が。。。

土木工事が酷く過ぎるんですよ。(--;)
ライブロックの側に山作っては、飽きたのか、
今度は凹んだところを盛り上げて山を作ってる。
それでマガキ貝が埋もれるくらいならよかったんだ。
(暗くなると出てくるし)

ある日ヒーターを埋めだした。
うちのヒーターは後ろの砂上に配置してあって、
海道河童から出た水流が当たるところにある。
でも、そのヒーターが見事に砂に隠れていた。

幸い、ヒーターが働くことがないくらい温かくなって、
クーラーがバリバリ動くくらいだから、多分ヒーターは
稼働していなかったんだと思うけど、これはまずい。


とりあえず、ヒーター付近の砂をどかし、ヒーターは出したけど。
(これがまたやばかった。)
オトメハゼがこのままではやばい。
そこでオトメハゼだけど取り出すように、釣ることにした。

ホームセンターでタナゴ用の針、糸、浮きがセットになっている
やつが200円ちょっとで売ってたからそれを買ってきて、
しっかり針の返しを潰した。(返しが小さくて見にくかったよ)
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餌はあまり与えた事が無かったけど、前試しにあげたら、
爆食いしてた冷凍赤虫をつかった。
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試しにと目の前に糸を垂らしたら、
2,3秒で赤い赤虫が見えなくなった。
あれ、餌落ちたかかなと引上げてみたら、
なんとオトメハゼまで着いてきた。

前、ベラを取り出すために罠を作ったときに比べて
なんとも簡単だった。
オトメハゼはまたショップに引き取ってもらおうかな。
底砂対策どうしよう・・・。



と、話はここで終わらなかった。
ヒーターを底砂から取り出す際に結構底砂を巻き上げた。
多分これが行けなかったんだが、
翌日ブラッククラウンが落ちてた。

表面に白点は見えなかったんだけど、
なんちゃってZeni-Naiyoを試していたところで、
底面がフルに回っていなかったこと、
少し前に白点が再びついていたこと、
住処のLTアネモネやライブロックに体こすりつけてたし、
やはり底砂を巻き上げたときに白点が悪化したんだと思う。
それにしてもたった一日でそれまで元気だったのが、落ちるのか。
小さな水槽に、小さな魚はむずかしいな。
このブラッククラウン、LTアネモネに住み着いてて
かわいかったんだけどなぁ。かわいそうなことになっちゃったよ。

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Zeni-Naiyoに影響を受けてみた(2)硝酸塩0はいける

最初何も考えずに底面フィルターの間欠運転だけを行ったときは
オトメハゼの砂の巻き上げによって、水は汚れるわ、
白点は再発するわで、中断せざるを得なかった。

それから2週間くらいして気付いた。
オトメハゼ暗くなると寝るな。

うちは12時から20時にライトを全灯し、20時から21時は
青系のライトだけ2%だけで付けている。
青の時間はなんとなくサンゴの蛍光色を楽しんでいるんだけど、
オトメハゼはどこかに隠れて見えなくなる。

うん、その時間だけ間欠運転やってみよう。

底面のポンプは念のため、21時に止め、
0時、4時、8時、それから12時~21時は連続運転にした。

まず1日目の朝、その前の日に限ってサンゴにマイクロ・ブラスト
撒いたせいか、なんと亜硝酸が少し検出され、硝酸塩も微妙に増えたように見えた。
心が折れそうになったが、もうちょっと続けてみた。
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2日目の朝、亜硝酸は検出されず、硝酸塩は前と同じレベルになった。
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3日目の朝、変わらず。

4日目の朝、硝酸塩減ってきた!
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5日目の朝、硝酸塩が続けて減っている。

なんちゃってZeni-Naiyo、これは行けるかもしれない。

Zeni-Naiyoに影響を受けてみた(1) オトメハゼのため、初日は失敗。

とりあえず、うちの水槽はなんとか上手くいっている。
小さいながら、たくさんの魚、ソフト、ハードコーラル、
ミドイイシもなんとか維持出来ているし、成長してもいる。
2016-03-30-19-52-26
 

ただ、なんで上手くいっているかがよく分からない。
(厚い底砂がなんでか上手く働いているとしか思えない。)
試薬で見る限り、亜硝酸は0、
硝酸塩は1~2ppm、リン酸塩も0.25ppmほどだ。
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前NO3-PO4-Xをちょっと多めに(規定量)入れたら、
硝酸塩はさくっと0になった。でもリン酸塩は変わらなかった。
リン酸塩対策にはエーハイムのリン酸ケイ酸吸着剤を入れている。
NO3, PO4-Xには一緒に使うなと書かれているけど
とりあえず、問題は無く、ただリン酸は減らなかった。

そこで硝酸塩、あわよくばリン酸塩も減らそうと
Zeni-Naiyoに影響を受けてみた。

うちの濾過の基本は外部+底面フィルター。
まずは単純にこの底面を3時間おきの間欠運転にしてみた。
当然Zeni-Naiyoの底面吹き上げにはできないから、
ただ底面吸い込み型のままだけど。

2日やってみたけど、残念ながら、硝酸鉛、リン酸塩には
変化がなかったが別の所に困ったことが起きた。
まず、水にゴミが舞う。これはオトメハゼが土木工事を
する度に砂が舞うからで、いつもは底面の吸入で抑えられていたんだと気付いた。
さらに問題は白点が再発してちゃったんだな。
これもオトメハゼの砂の巻き上げのせいだと思う。
とりあえず、これはヤバイと一回目は終了した。

 

パイロット・アサリと海水水槽にヤマトヌマエビ←ごめんなさい。

パイロットフィッシュにはデバスズメダイが定番ですが
もうちょっとカゲキでさらに立ち上げが早いのは、
アサリの身を1つすりつぶしたのを入れておくらしいです。
翌日には水槽が白濁し、アンモニアだらけになり、
そのアンモニアを餌に亜硝化菌、硝化菌が育ち、
白濁がなくなる1週間後には、濾過が立ち上がるということです。

おぉ、じゃ、スーパー行こうと、生鮮食品売り場を見ると「活き」アサリが
売ってるではないですか、でも冷蔵されているし、
死んじゃうんだろうな、まぁ、バクテリアも着いてそうだし、
丁度いいか、と、活きアサリを入れてみました。

最初は2匹ほどしっかり口を閉じていたヤツを、
温度合わせもなく入れて放っておいたら、10分後、

「いない!」(・・;)

そうです。実は元気になって潜ってしまってました。
おいおい、これはいけそうと段々面白くなり、一気に計7匹をいれてました。
今考えれば一匹落ちてアンモニアが出たら、
それを元に全部が落ちてアンモニア地獄になっていたでしょう。

でさらに、隣の淡水水槽を見るとヤマトヌマエビがなんかうざい。
「最近ちょっと多いんだよなぁ。」と、思っていると悪魔のささやきが
(ヤマトってさ、卵産むときは汽水でしょ、いけるんじゃないの?)

水槽が出来て喜んでいた私はその誘惑に負け、
1時間かけてゆっくり海水に水合わせし、ヤマトも1匹入れてしまいました。
(今思えば、酷いことしなぁと反省してます。)

突如水草はなんにもないけど、塩分とでかい岩だけはある
水槽に投げ込まれ、底面フィルターのパイプの裏に隠れていたヤマト。
でも1時間くらい経っても、ツマツマはしてないけど、
ちゃんと生きているんだな、これが。すごいよ、ヤマト。

あと少しでも立ち上がりを早くしようと思って、
チャームさんの海水用バクテリア剤 CoQ10を規定量入れました。
そして、これがもしかしたら、色々良かったのかも知れないけど、
底面フィルターの動力で使わなかったコーナーパワーフィルターに
マイクロバブルディフューザー 大蛇をつけて
水槽の中を気泡だらけにしておきました。
これで好気性の硝化菌のたちあがりに必要なものは大丈夫かな、と。

で、ここから年末の帰省で1週間ほど家を空けました。
帰ったら、立ち上がっているのか、真っ白白なのか、
ゆっくりやっていけばいいや、と思ってたです。でも、、、



一週間後帰ってきてみると、なんと水はきれいなままでした。
さらにアサリもヤマトもいない!(見えない)
蒸発?、脱走?と考えていても進まないので、
まず底砂を探ってみるといましたよ、アサリ。
7匹全部元気に生きてました。すごいな、アサリ。

さらに驚いたのがヤマト。
実は海道河童(小)は水槽の縁から2cmちょっとしか、
(本当はそこまで水を入れるべきなのかな)
排水の経路がなくてどうしても水が空中を落下して、
ジャポン、ジャポンとうるさかったんで、園芸用の
鉢底マットで水がしたたるような経路を作っておいた。

でヤマトが見つかったのはこの海道河童の中。
さすがに落ちてましたけど、本能なのか、
真水を求め上流に昇っていき、
海道河童の中で息絶えてました。
あぁ、本当ごめんなさい。


とはいえ、これでどうやら、アサリも大丈夫だったし、
立ち上がったかもしれんと、
いよいよデバスズメダイ入れてしまいました。 それは後日で。






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